ドネルモ・トーク・アラウンド: 「チェルフィッチュ」‐「フリータイム」とか
「ドネルモ・トーク・アラウンド」はweb上で開催する座談会です。毎回のテーマに、注目の公演や映画などを取り上げていく予定です。
今回は、4月初めに北九州で公演されたチェルフィッチュの「フリータイム」(2008/4/4-5@北九州芸術劇場)をとりあげます。演劇界のみならず多方面で注目を集めるチェルフィッチュ。そして派遣労働の女性を独特の観点から取り上げた「フリータイム」。パネラーが、「フリータイム」の話題を中心に、チェルフィッチュを巡って、あれやこれやと語っております。それでは、どーぞ。




先月末に
それが問題だ、と思いました。25日のイヴェントに一日参加したのですが、午前のフォーラム(画像右)からは「寂れた地域を舞台にアート的な活動をしています」ということ以上の情報を得ることはできなかったように思います。プレゼンされたパネリストの方々は、基本的にアートを手段として地域を活性化しようとしているらしい。でも、地域をアートによって活性化するそもそもの理由が曖昧なまま、「地域がこんなに寂れているんですよ、これではいけない、そこでこんなアート活動をしているのですよ」と話が進むものですから、むしろ地域の事情が、アートをするための手段になっているかのような印象を受けてしまいました。それくらい、「なんで地域に《アート》を通じて関わるの?」という、ごくまっとうな問いに対する配慮がなされていなかったように思うのです。そのためにフォーラムの内容も、アートNPO関係者の内輪ネタの次元から抜け出していなかったと思われます。


